2009年11月30日
コットン体験

「びわ湖・まるエコ・DAY2009」の二日目には、おうみ未来塾10期生の「おうみこっとん夢つむぎ」の皆さんが「コットン体験」を開催されました。
ふわふわのあの綿の実(コットンボール)がどうやったら繊維になるのか? その不思議を体験できたのです。

まずは綿の実から種を取り出す「綿くり」の作業、それから弓を使って繊維の方向をそろえる「綿うち」、そして糸車に巻き付けていって糸を作り出す「糸つむぎ」。
クイズラリーの答えを求めて通りかかった子どもたちが、「やりたい!」と次々に会場に吸い込まれていきました。
忙しかったので私は見ているだけでしたが、とても楽しそうでした。
いいな、あのコットンボールがほしかったわ。
ところで、日本の食料自給率、40%という低さが問題になっています。
しかし、衣料の自給率ときたら、0%だってご存じでしたか?
輸入物の安さに押されて、綿の栽培も養蚕(絹)もすたれたし、麻の一部はその理由に加えて大麻取締法で栽培できないという事情も。
もし輸入が途絶えたら、日本人は何を着るんだろう?
国産の綿を作るこの取組が、もっともっと広がったらいいなあと思うのです。
(げんげん)
Posted by 遊人里(ゆとり) at 23:59│Comments(0)
│ゆとりなひとびと
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