あまのじゃくくらぶ（自然体験を通じた子育て支援事業）

　今日は湖北町まで農作業に行ってきました。
　遊人里グループのメンバーと同じ、おうみ未来塾9期生なかまが立ち上げた「雑穀の地産地消を考える会」の事業で、今日は種まきの日だったのです。

　場所は、会に実験場を貸してくれた「大戸洞舎」の畑です。長浜よりまだ向こう、河毛駅から車で10分、はるばると行ってまいりました。

　種まきに集まったのは、プロの農家の方が数名と、ずぶの素人が10名弱。プロの指導で、私たちは持ち慣れない鍬やシャベルを持って、土を掘り返したり細かくしたり、そして雑穀の細かい種を地道にちまちまちまちままいていきます。

　慣れない姿勢や動作に体が早々に悲鳴をあげだしたものの、大きくなあれと念じながら種をまき、虫が出たぁ、カエルが出たぁ、と騒ぎながらわいわい進める作業のなんと楽しかったこと。土を触ることは、人間の体にいい効果があるような気がします。環境学習的効果もバツグン。ぜひ子どもと一緒にやりたい作業です。

　今日のところはシコクビエ、タカキビ、アマランサス、それに緑大豆を直まきし、他に苗作りのためにモチアワとヒエとついでにエゴマもまきました。
　プロもいるとはいえ、雑穀栽培については実は全員が素人です。「一年目の収穫は期待するな」と言われましたが、どうしても期待してしまいますね。
　日本人が昔から食べてきた雑穀、その地産地消をすすめるための、はじめの一歩。
　どうかちゃんと育ちますようにー♪

（げんげん）