2009年04月30日
子どもと雑草
昨日はうちのお町内の一斉清掃でした。
担当場所である川沿いのごみを拾い集めていると、近所の4歳のSちゃんが話しかけてきてくれました。
一緒にカマキリの卵を見つけたり、雑草のお花を家族に見立ててお話ししたり、泡の立った水が流れ出しているのを見つけて心配したり。
そういえば、昨年の一斉清掃では、セミの抜け殻を見せたら逃げられたんだっけ。
刈りとられたお花を見つけては彼女にあげると、「お母さんに見せてくる!」と走っていくことを繰り返していました。
戻ってきたかと思うと、「これもごみにするんだって」とお花を持ってなんだかさびしそう。
そうだよね、刈り取って捨ててもいいお花とそうでないお花があるなんて、むずかしい。
なんて言おうか悩みましたが、「ごみにしちゃうなんて、かわいそうだね」とだけ言いました。
大人の多くは何も考えずに雑草はぶちぶち引っこ抜いて捨ててしまうけれど、草の気持ちのわかる小さな子どもには、その感受性を大事にしてほしいなあと思います。そしてできれば、そばにいる大人には、その子どもの気持ちを受け止めてあげてもらいたいものです。
(げんげん)
Posted by 遊人里(ゆとり) at 22:29│Comments(0)
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