2008年06月05日
新茶を楽しむ
新茶のシーズンですね。お番茶をつくったというとりのしまさんに続き、私はお茶のいれ方セミナーに参加してきました。
講師は「京都 ほっこり庵 七之進」の畠山友晴さん(日本茶アドバイザー)。
たくさんの種類の茶葉をさわったり嗅いだり食べたり(!)して、五感で違いを確かめました。抹茶の原料となる「碾茶」(キロ4万円の超高級品)の青くやわらかな茶葉を特別に食べさせていただきましたが、甘くてうまみがあって、めちゃめちゃおいしかった! 講師は青のり代わりに使ったり、パスタに入れて食べたりしているそうな。ぜいたく~。
おいしいお茶のいれ方を教わった後、宇治の抹茶入り玉露(写真右上)、宇治の玉露(左下)、鹿児島の新茶(左上)、宇治煎茶の新茶(右下)を、参加者でいれあって、いただきました。お茶の飲み比べをするなんてめったにない経験です。それぞれまったく違う味わいがありました。玉露が女性的、煎茶が男性的と言われているそうです。私の口に一番あったのは、宇治煎茶でした。
最近では家でお茶をいれず、もっぱらペットボトル茶で済ませる方が増えているそうですね。講師がこのセミナーでもっとも伝えたかったのは、お茶をいれるということで生まれる心のゆとり、人とのコミュニケーション、それを通じて、今の歪んだ社会の有り様をただしていきたいということでした。
どうでしょう、しばらく急須でお茶をいれていないな、と思われた方は、お茶のおいしいこの時季に、一度ゆっくりと自分や家族のために、お茶をいれてみては? 上記の七之進さんのサイトにおいしいお茶のいれ方情報が載っていますよ♪
(げんげん)
Posted by 遊人里(ゆとり) at 22:53│Comments(0)
│ゆとりなひとびと
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