2009年01月29日
「せかいのひとびと」

せかいのひとびと
作・絵:ピーター・スピア 訳: 松川 真弓
出版社:評論社 価格:1,575円(税込)
作・絵:ピーター・スピア 訳: 松川 真弓
出版社:評論社 価格:1,575円(税込)
1月16日の川端誠さんのお話を聞いて思い出し、本棚の奥から取り出してきました。
金子みすゞさんの「みんなちがってみんないい」を表したような絵本です。

でも、みんな同じ空気を吸って同じ大地の上に生き、いつかは必ず死ぬ。
一人ひとり異なった人たちがたくさんいることは当たり前だし、それってなんてすてきなんだろう!ということを描いた本です。

24色、全部「はだいろ」のクレヨン。アメリカで入手されたそうです。
えっ、これ全部「はだいろ」!? どよめきがあがりました。だけど、いわれてみれば、「ああ、そうだよね、どれもはだいろだよね」って納得させられました。

細部まできちんと描かれたきれいな絵本。
小学校中学年ぐらいからが対象年齢ですが、小さい子でも、住んでいる地域に外国人がいる場合や、海外に出かける場合は、子どもと一緒に読むのがおすすめです。
(げんげん)
Posted by 遊人里(ゆとり) at 22:55│Comments(0)
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