2009年01月03日
子どもの命を守るために今できること
あらためて、あけましておめでとうございます。
皆さん、このお正月をいかがお過ごしですか。親元に帰ってのんびり、だったり、家族水入らずでゆったり、だったり、されているでしょうか。
日本はうらうらとお正月の雰囲気ですが、今この瞬間にも爆撃におびえ、殺されている子どもたちがいます。
年末から始まっている、イスラエルによるパレスチナ自治区ガザでの無差別爆撃。
年明けもいっこうに収まる気配はありません。それどころか、12月31日に国連安保理事会にアラブ側より提出された、即時停戦を求めるイスラエル非難決議案はアメリカの拒否によって採決できず、イスラエル軍の空爆は1月1日よりますますひどくなっています。
京都大学準教授の岡真理さんが、ガザのアブデルワーヘド教授からの現場の状況を伝えるメールを日本に紹介されています。それによると、民間人が巻き添えというより無差別に殺されていることや、難民キャンプも攻撃され、電気が寸断されて何百という死者と負傷者の数に病院が機能不全になっていることがわかります。
日本のマスコミは現状を決して報道しないばかりか、「イスラエル=善」「パレスチナのハマス=悪」という図式を描いています。でも、それは真実でないことを知った一般の市民がたくさんの現場情報を流しています。「ガザ」「アブデルワーヘド教授」で検索してみるなど、情報を探してみてください。
ガザは人口約130万人、面積は約363平方km。
ちなみに、大津市は約33万人、約464平方kmです。
大津よりも狭く人口の密集しているところに昼夜のべつまくなしに爆弾が降っていることが想像できますか?
これは東京大空襲と何が違うのでしょうか。
今、日本に暮らす一人ひとりの一般人である私たちにできることは?
緊急国際署名が始まりました!
インターネットで活動しているAVAAZが、即時停戦を求める緊急署名を開始しました。
以下のURLにアクセスして、署名してください。まだ日本語のサイトができていなくて案内は英語ですが、そう難しくはありません。
【GAZA: STOP THE BLOODSHED, TIME FOR PEACE】
ガザ:流血を止め、平和の調停を
http://www.avaaz.org/en/gaza_time_for_peace/?cl=161793181&v=2606
南イスラエルで、既に370人を超える市民が殺され、今も砲弾が浴びせられ続けています。パレスチナ紛争で繰り返される暴力の連鎖を終わらせるよう、世界の指導者に要求すべき時です。
ガザ地区での即時停戦、そして2009年イスラエルとパレスチナの間に平和が構築されることを求める、以下の請願に署名をお願いします。
(以下請願文)
国連安全保障理事会、ヨーロッパ連合、アラブ連盟、およびアメリカ合衆国に対する請願:
ガザ地区における包括的な停戦を実現し、双方の民間人を護り、人道的な危機がこれ以上深刻にならないよう直ちに行動するよう要求します。活発な国際的行動と監視があれば、流血は止まり、ガザの通行が平和に再開され、2009年包括的な平和への真の取組がつくられるでしょう。(仮訳)
水色の帯のついた「1 Sign the petition」の欄が入力フォームです。
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最初の、
Already Avaaz member? Enter your email address and hit "Send".
(訳:Avaazの会員ですか? あなたのメールアドレスを入力して「Send」をクリックしてください)
は無視して、次に進みます。
First time here? Please fill out the form below.
(訳:初めてですか? 下の欄を埋めてください)
Name:(名前を半角ローマ字で入力 例:Yutori Otsu)
Email:(メールアドレスを半角英数字で入力 例:yutorigroup@yahoo.co.jp)
Cell/Mobile (optional):(携帯電話の番号。省略可)
Country:(プルダウンメニューから国名 Japan を選択)
Postcode:(郵便番号。省略可)
Avaaz.org will protect your privacy and keep you posted about this and similar campaigns.
(訳:あなたのプライバシーを保護した上で、あなたの名前を同様のキャンペーンに掲載します)
ピンク色の「Send」をクリックすれば完了します。
なお、次の画面ではこの署名キャンペーンを友人に紹介することができますので、よろしければご利用ください。
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※署名サイトを運営しているAvaaz.orgは、国際市民団体 Res Publica と、インターネットでの市民運動の先駆者である米国の Moveon.org により共同設立されたネット運動体で、世界の様々な団体と連携して、数多くの言語で、政治を市民の手に取り戻す呼びかけを行っています。
12月31日時点で、署名は12万人集まっていますがまだまだ足りません。
また、下記のサイトでは、日本の外務省に対する署名を募集していますので、こちらにもご参加ください。
どうか子どもたちの平和と幸せのために、あなたのご協力をお願いいたします。
(転載も歓迎します)。
(げんげん)
Posted by 遊人里(ゆとり) at 14:14│Comments(0)
│子どもと私のためのエコ
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