2008年10月26日
すいっちょ
先週の中日新聞にすてきな詩が掲載されていたので、紹介します。
すいっちょ
鈴木敏史(すずきとしちか)
庭へ でるのは
待ちましょう
下駄に 小さな 先客が
すいっちょ すいっちょ
あかるい 月が のぼります
影絵のようです 草も木も
そっと しゃがんで
待ちましょう
下駄に みどりの 歌い手が
すいっちょ すいっちょ
* * * * *
「すいっちょ」とは、キリギリスの仲間のウマオイのことを、鳴き声からそう呼ぶそうです。
この本、探してみようと思います。合唱曲にもなっているようです。
情景の美しさと作者のやさしい心に、私は静かな感動を覚えました。
皆さんはいかがですか?
(げんげん)
すいっちょ
鈴木敏史(すずきとしちか)
庭へ でるのは
待ちましょう
下駄に 小さな 先客が
すいっちょ すいっちょ
あかるい 月が のぼります
影絵のようです 草も木も
そっと しゃがんで
待ちましょう
下駄に みどりの 歌い手が
すいっちょ すいっちょ
(「星の美しい村」所収 教育出版センター)
* * * * *
「すいっちょ」とは、キリギリスの仲間のウマオイのことを、鳴き声からそう呼ぶそうです。
この本、探してみようと思います。合唱曲にもなっているようです。
情景の美しさと作者のやさしい心に、私は静かな感動を覚えました。
皆さんはいかがですか?
(げんげん)
Posted by 遊人里(ゆとり) at 19:15│Comments(0)
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