2008年08月06日
平和へとつながっていくエコロジー
今日は8月6日。原爆の日。
なので、ちょっといつもと違うことを書いてみたいと思います。
地球温暖化のせいで、世界各地で異常気象が起こっていることは、テレビや新聞でもご存じだと思います。
アフリカなど気候の厳しい土地では、水が涸れたり作物がとれなくなったりして、人々が生きる上で深刻な影響がすでに出ています。
そのため、水や土地を争って紛争が起こり、人々が殺し合うという悲しい事態が起こっています。
これは、私たち先進国に暮らす人間がエネルギーを大量に消費し、車を乗り回し、フロンガスをまきちらし、環境を破壊してきた結果です。
逆の視点からも考えてみましょう。
もしも戦争が起こったら、その国の環境は破壊されます。単純にそのとき限りの破壊にとどまらず、化学物質や放射能で汚染されて、土地が二度と使えなくなることもしばしば。もちろん大量の石油も消費されますから、地球温暖化もますます進みます。
環境と平和とは、表裏一体の関係にあります。平和を守るためには、環境を守らなければならないし、環境を守るためには、平和を守らなければなりません。
唯一の被爆国、そして、戦争の放棄を宣言した国、日本。
日本に暮らす私たち一人ひとりは、平和や環境に対してどのように行動していけばいいのか、原爆の日に家族で考えてみるのはいかがでしょう。
(げんげん)
※画像は、私がNPO仲間たちと11年前に作成した「STOP地球温暖化カルタ」の1枚。
この絵を描いてくださったのは第5回あまのじゃくくらぶの案内人の藪内秀美さんです。
Posted by 遊人里(ゆとり) at 18:06│Comments(0)
│子どもと私のためのエコ
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