2009年04月05日
サクラと野鳥
ついに咲きましたね!
桜。ソメイヨシノ。満開に近い状態になりました。
今日はお天気もいい休日だったから、桜に誘われた人たちが大勢ぶらりぶらりと川沿いの並木道を歩いていました。
サクラに吸い寄せられるのは人間だけではありません。野鳥たちもやってきます。
2羽のヒヨドリさん。花をつっついているように見えました。きっと花の中に顔を突っ込んで、蜜を吸っているのでしょう。花びらを食べちゃう鳥もいるそうです。
そういえば、数日前におもしろいものを見ました。まだちらほら咲き始めたばかりのサクラの木から、花がぽとぽと落ちてくるのです。
おかしいなあと思って見上げると、枝が揺れています。スズメでした。花をちぎっては下に落としていたのです。
こちらのサイトに、サクラの木に寄ってくる鳥の話が書かれていました。それによると、スズメはくちばしが太く短く、サクラの花の奥にある蜜に届かないので、蜜のある部分をちぎりとってなめているとのこと。
花としては、鳥に蜜をあげる代わりに受粉を手伝ってもらうはずなのに、そんなことをされては迷惑でしょうね。だけど、ソメイヨシノは種を作る能力がないのだから、どっちにしても受精はできないからいいのかな。
お花見に出かけるなら、花だけじゃなくて他の生きものたちとの関わりもどうぞご覧くださいね。
(げんげん)
Posted by 遊人里(ゆとり) at 22:26│Comments(0)
│自然・はっけん
※このブログではブログの持ち主が承認した後、コメントが反映される設定です。