2009年03月24日

つんつんつくし つくしんぼ

つんつんつくし つくしんぼ

 みーっけ!
 土筆。つくしです。春のかわいこちゃん。

つんつんつくし つくしんぼ つくしとは、シダ植物の仲間のトクサ科トクサ属の「スギナ」の生殖器官(胞子茎)であり、「つくし」という植物があるわけではありません。てっぺんのかわいい丸い部分から緑色の粉=胞子をまいて、それで増えていきます。(写真の左側がスギナ)。

 ここはなぎさ公園の、プリンスホテルから少し近江大橋寄りに行った広場前。
 湖岸に敷き詰められた石の間から、あちらこちらでにゅうっと顔を出しています。
 スギナのため、次に来た人のため、ごっそり持ち帰ることはせず、こっちの群生から1本、あっちの群生から1本、という具合に、少しずついただいてきました。

つんつんつくし つくしんぼ はかまを取って切りそろえて、オイルと醤油、みりんでさっと煮て、つくしの佃煮のできあがり。
 香りも味もほろにがっ。春の味覚です。

(げんげん)


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Posted by 遊人里(ゆとり) at 23:47│Comments(6)自然・はっけん
この記事へのコメント
私も先日、つくしを頂いたので
佃煮を更に「卵とじ」にして、
親子で弁当のおかずにしました。

ほろ苦さに春を実感~。
Posted by utatane at 2009年03月28日 09:59
utataneさん、春の食べ物ってどうしてほろ苦いのでしょうね。春を待っていた生きものたちにねらわれやすいから、防御のつもりなのでしょうか?
Posted by 遊人里(ゆとり)遊人里(ゆとり) at 2009年03月28日 21:50
苦味の成分は、
光合成でできるポリフェノールだと思います。

葉が傷ついたりした場合に、ポリフェノールがたくさん作られると聞いたことがあるので、
春のストレス(寒さや乾燥?)から身を守るために作られるのではないでしょうかね~。
Posted by utatane at 2009年03月29日 22:36
utataneさん、へえー、ポリフェノールなんですか! すごい、おもしろい。勉強になりました。
苦みは子どもにはわからない、大人だけが楽しめるおいしさですよね♪
Posted by 遊人里(ゆとり)遊人里(ゆとり) at 2009年03月29日 22:42
食育大辞典に載ってました!
ポリフェノールは、動物などの天敵から
身を守るために作られたそうです~。
すごいね、植物たち。
http://www.shokuiku-tsushin.jp/open_mamechisiki.php?id=484&p=
Posted by utatane at 2009年03月30日 21:55
すごーい。センス・オブ・ワンダーですね! 自然の知恵にはかなわないなあ。
Posted by 遊人里(ゆとり)遊人里(ゆとり) at 2009年04月01日 20:27
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