2008年12月25日
やぶらこうじのぶらこうじ
かわいい赤い実の付いた小さな木を同僚からもらいました。
「ヤブコウジ」だそうです。ヤブコウジ科ヤブコウジ属の植物で、常緑の小低木。背が低いので日陰でひっそり育つ植物だとか。
お正月の縁起物といい、ジュウリョウ(十両)とも呼ばれるそうです。ちなみに同じヤブコウジ科のヒャクリョウ(百両=カラタチバナ)、マンリョウ(万両)、そしてセンリョウ科のセンリョウ(千両)とアカネ科のイチリョウ(一両=アリドオシ)も同じように赤い実をつけて、冬の寄せ植えに使われるもの。
一緒に植えて、「千両万両有り通し」(センリョウ・マンリョウ・アリドオシ)なんて、たしかに縁起よさそう。
ところで、ヤブコウジって、どこかで聞いた名前だなー……。
……あっ、寿限無だ! 落語の寿限無。
「じゅげむじゅげむ ごこうのすりきれ かいじゃりすいぎょの すいぎょうまつうんらいまつふうらいまつ くうねるところにすむところ やぶらこうじのぶらこうじ……」
調べてみると、おめでたいものを並べたこの中の「やぶらこうじ」が、ヤブコウジのことだとされているみたいです。
「鉢に寄せ植えして土の表面にコケを植えて、部屋の中に持って入ったらええんや」といただきましたが、そんなきちんとしたことは私はようしませんー。
でも、赤色がやってきて、ベランダがちょっぴりあかるくなりました。
(げんげん)
Posted by 遊人里(ゆとり) at 21:55│Comments(0)
│自然・はっけん
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