2008年11月14日
二番穂
この季節、田んぼではこんなものが見られます。刈られた後の稲がひこばえを伸ばし、あらら、また稲の穂が。これを「二番穂」と呼ぶそうです。
昔はこれも無駄にしないで、米粉や家畜のえさとして利用していたそうですが、今ではそんな利用をされることがなく、寒くなると立ち枯れてしまうとのこと。もったいない。
でも、もちろん生きものたちはよろこびます。鳥はもちろん、山に近いところでは、シカやサルなども食べにやってくるので、近隣で畑をされている方は戦々恐々とか。
小さな鳥が二番穂をついばみに来ると、それをねらって猛禽類も来るそうですから、観察するときっとおもしろいのでしょうね。
私の住んでいるのは大津のまちなかなので、ハクチョウやチョウゲンボウやイノシシのような大物には出会えません。せいぜい小鳥ぐらいしか見られませんが、彼らの大事なごはんになって有効利用されるといいなあと思います。
(げんげん)
Posted by 遊人里(ゆとり) at 21:39│Comments(0)
│自然・はっけん
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