2008年11月04日
膳所の山辺のエビフライ
昨日の写真の左端に写っていた妙な形のもの。
これ、なんだかわかりましたか?
どこからどう見たってエビフライ。ですが、もちろん小エビのフライではありませぬ。
自然観察指導者らにエビフライの通称で親しまれているこれは、リスによるまつぼっくりの食痕です。
リスが松の種を食べようとまつぼっくりをかりかりかじると、こういうエビフライが誕生するというわけ。うまい具合に名付けたもんですよね。
ナイフを持って実験した人の話によると、人間がこんなふうにきれいなエビフライを作るのはまず無理だそうです。リスだからなせる技。
膳所の山辺の展望台には、まつぼっくりの残骸とエビフライがいっぱい転がっているのです。いつかリスに会えたらいいなあ。
(げんげん)
Posted by 遊人里(ゆとり) at 21:44│Comments(0)
│自然・はっけん
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