遊人里グループ、プログラムデビュー

遊人里(ゆとり)

2008年10月10日 21:14




 今日は草津市立志津南小学校2年生の校外学習(生活科)に協力するため、希望が丘文化公園に行ってきました。
 もとはしが文化芸術学習支援センターが「平日に子どもの自然体験をサポートしてくれる団体はない?」と淡海 ネットワークセンターに照会され、そこからいただいたお話でした。

 これまで、あまのじゃくくらぶで子どもたちと自然の中で楽しく遊ぶ企画はしてきたけれど、それは立派な「案内人」を招いてのこと。自分たちが主体となって何かをするのは、葉っぱのお面づくりのワークショップを一度しただけで、きちんとしたプログラムは初めてなのです。
 はじめは「ちょっと手伝ってくれる?」「ええ、いいですよー」という気軽な話だと思っていたら大違いだったのであわてましたが、短期集中、遊人里グループみんなでがんばって準備しました!

 袋に入っているものをさわってみて同じものを探してくるゲームや、1分間静かにして聞こえる音を数えてみるゲーム、ドングリ(スダジイ、マテバシイ)を拾ったり食べたり、エノキの実を食べたり、古い蜂の巣やクモ、虫食い葉っぱなどを観察したり、歩きながらたくさんの自然体験をしました。
 最後にはいつもあまのじゃくくらぶに参加してくれている河川レンジャーのしんたまくんの協力で、川の生きもの(ヌマムツ、スジエビ、ヤゴほか)を取って、みんなで観察しました。

 私たちが担当したのはプログラムの後半部分で、前半には学校側が公園の指導員に協力してもらってきのこやドングリなどの秋らしいものを探すプログラムと、しが文化芸術学習支援センターによる木の実とボディーパーカッションでの音楽ワークショップがありました。
 終わってから、校長先生がにこにこしながら言われました。今日は皆さんのおかげでとってもいい学習になりました、大成功です。そのときその場にある自然とふれあうことは、子どもたちにとってすばらしい経験でした、と。

 初めてのことで私たちも至らぬことがたくさんあったと思うのですが、そんなふうに言っていただいて本当によかったと思います。
 もし次の機会がいただけるなら、もっといい企画をつくっていきたいものです。

(げんげん)

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