子どもには伝わっている!

遊人里(ゆとり)

2010年01月23日 18:00




 昨日のあまのじゃくくらぶで、うれしいことが一つありました。

 屋外で遊んだあと、部屋に戻るのが嫌だと泣いていた2歳のボク。
 どうしたのかとお母さんに尋ねてみると、あまのじゃくくらぶでは葉っぱやきのこを探すことができると思ってやってきたのに、今日は違ったのでがっかりしているとのこと。

 そんなに自然が好きになってくれているんだとよろこんでいると、さらに一言。
 「きのこの会のときに、人間のごみが自然に還らない話があったでしょう、あれをずっと覚えていて、自然の中に小さいごみが落ちていると、これはきのこが食べないって言うんです」。

 これにはびっくりしました。
 2歳で、まさか、理解して覚えていてくれたなんて!

 第2回のときに、写真のようなごみ見本を見せたんです。
 左から、木の葉、紙、綿の生地、ストッキング生地、アルミホイル、プラスチックを板に打ち付け、土の中に半年間埋めて、どうなったか実験したものです。
 木の葉と紙と綿は、すっかりなくなったか、ほとんどぼろぼろでなくなっていました。
 残りはきれいにそのまんま。土に還ることがないのです。
 人間の出すごみは自然に迷惑をかけているんだよ、できるだけ出さないようにしようね、というお話をしたのでした。

 あまのじゃくくらぶでこれまでやってきたことがむくわれたようで、とってもうれしく思いました。
 子ども、すごいです。「小さいからまだわからない」なんてことはないのですね。
 これからも手を抜かずに、伝えたいことをきちんと伝えていけるようにがんばります!

(げんげん)


※私たちの出すごみと自然との関係については、「やまからにげてきた/ごみをぽいぽい」の絵本がおすすめです。

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