続・モノトーンの蛾

遊人里(ゆとり)

2009年12月05日 22:03




 昨日に紹介した蛾について「自然大好き」さんから、「ワタヘリクロノメイガ」ではないかとコメントをいただきました。
 Googleで調べてみると、まさにこのデザイン! そうです、これですよ。ありがとうございます!

 ツトガ科ノメイガ亜科ですって。幼虫はアオイ科の植物のワタやアオイ、ウリ科のヘチマやヒョウタン、クワ科のクワなどを食べる害虫だとか。
 ワタを食べて縁(へり)の黒いノメイガだから、ワタヘリクロノメイガか、なるほど。
 尾っぽのモップは雄にだけあって、ぐるぐる回す習性があるのだそうです。

 幼虫の写真を見て(おえー……)、おや、こいつは見たことがあると思い当たりました。そうだ、以前に紹介したハマキムシことベニフキノメイガです。同じ仲間だったのですね。
 そして、秋のゴーヤの表面にくっついて食い荒らしているいやらしい青虫。どうやら、こいつが大きくなるとこのモノトーンの蛾になるみたいですね。

 うーん、きれいな蛾なんだけどなあ。複雑な気分です。

(げんげん)

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