続「幼児の自然体験型環境学習」指導者実践学習会に参加しました

遊人里(ゆとり)

2008年10月31日 22:04




 月曜日に引き続き、大津市立比良保育園での「幼児の自然体験型環境学習」指導者実践学習会に参加してきました。

 2回目の今回は、参加者が前回つくった環境学習プログラムを、実際に2歳児クラスの約20名が体験しました。
 実施したのは、いろんな自然物にさわってすりすりしてみて感触を味わうプログラム、落ちている自然物を食べ物に見立ててごちそう作りをするプログラム、自然物を容器に入れて音を鳴らして遊ぶプログラムの三つ。
 子どもの年齢が低いのでうまくいくかなとちょっと心配していたけれど、2歳の子どもたちはイメージをふくらませて遊ぶ天才でした。保育者の声かけでさらにどんどん遊びが発展していき、1時間ほどの時間に集中して自然をたっぷり楽しんでいました。

 終わってからのふりかえりでは、学習会に参加された保育者の皆さんから「普段、自然の中に遊びに行くことや、拾ってきたもので遊ぶことで満足していた。でも、そこに保育者がどんなメッセージを込めるか、また子どもたちにどんな体験をさせたいかを意識することで自然との関わりはもっと深くなることに気づいた」という意見がたくさん出ていました。

 私は今回は運営側としての参加だったのですが、横で見ていてすごくいい勉強をさせていただきました。子どもの世界を豊かにするのも、子どもと自然を結ぶのも、そばにいる大人の関わり次第なのだなあと。子どもが一つひとつの体験で、小さな成長を積み重ねるのを目の当たりにして、感動しました。私も子どもの可能性をのばせる大人にならなくちゃ。

 この「幼児の自然体験型環境学習」指導者実践学習会は、滋賀県が主催するもので、今年度はあと2回が予定されています。
 保育士や幼稚園教諭だけでなく、たとえば子育て支援に関わる方やこどもエコクラブのサポーターなど幼児教育に関わる人であれば誰でも参加できます。
 すごくいい経験になりますので、ぜひ参加してみてください。また、お知り合いの保育者の方々に紹介していただければと思います。
 参加者募集案内はこちらからダウンロードできます。

(げんげん)

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